2ステップで書ける簡単な考察の書き方-考察書き出しの例
僕が大学生になって初めて実験をしたときのレポートで
「考察どう書けばいいかわからない。調べてみても抽象的なことしか出てこなくて結局何書けばいいかわからい」
という状態になりました。でも今では考察の簡単で質の高い書き方を確立できたので皆さんに紹介したいと思います。
この方法はわずか2ステップで考察を書くことができます。
考察の書き方
今回は「勉強時間と成績の相関を調べる実験」を例にして簡単に解説していこうと思います。
手順1 実験の目的や仮定を明確にする
おおくの学生は学生実験だと教科書を用意して教科書に書いてある通りに実験をしているので実験の目的や仮定を意識していません。
考察を書くためにはこの目的や仮定がすごく大事なので必ず明確にしていきましょう。
「勉強時間と成績の相関を調べる実験」の仮定
勉強時間が多ければ多いほど成績が良くなる
手順2 実験結果と仮定、目的を比較する
あとは実験結果と仮定、目的を比較して考察を書くだけです。
結果と仮定にずれが生じた場合
何が要因でそうなったと考えられるかを書きましょう。
仮定した通りの結果が得られた場合
そのまま仮定した通りの結果が得られたという風に書けばいいです。
【注意点】ここで重要なことは自分の感想をかかないということです。けっこう多くの人が間違えることなので気をつけて下さい。
「勉強時間と成績の相関を調べる実験」の考察例
仮定=結果
「仮定した通りに勉強時間が多ければ多いほど成績が良くなるという相関が得られた。」
仮定≠結果
「勉強時間が多ければ多いほど成績が良くなるという相関を得ることが出来なかった。
これには睡眠時間の影響が考えられる。」
まとめ
- 目的や仮定を明確にする
- 仮定、目的を比較して考察を書く
以上2つのことを意識して考察を書けば苦労せずにすむと思います。
いい考察をかけれるようになればその技術をレポートだけでなく色んなことに応用できるようになるので難しいと思っても頑張って書きましょう。
今回は考察の書き方を紹介しました。この方法は簡単ですが、必要最低限なことだけしか入っていないのでこの書き方をテンプレートにして自分でアレンジしてみてください。